正慶2年(1333)に後伏見天皇第6皇子の長助法親王が英彦山座主となり、この地に館を設けた。豊臣秀吉に亡ぼされるまでの約250年間、一族郎党と共に住居し、英彦山まで祭りの度に出かけた。その為、山岳信仰の奇祭多数あり。しかし平成29年の豪雨大災害により、戸数は半減し、祭りの護持に苦労するも氏子全員で守って行く現状である。
秋の大祭で斎行される吉凶占いは国内でも珍しい神事である。白米を本箱に入れてワラで包み、境内の大木に1年間吊るされる。そのワラを開き、吉凶が占われる。
神事:穀霊つなぎ
穀霊の継承を象徴的に演じる「穀霊つなぎ」の儀礼は、新穀の米粒「おほし」が入れられた稲藁「おほし包み」をこの日に作り、神社脇の樹上に次年の祭礼日に取り入れるまで置いておく。この中心となるのが「未踏(御当)」あるいは「みとご(御当子)」と呼ばれる子供である。
各種情報
住 所 | 〒838-0072 朝倉市黒川1805 |
時 間 | 参拝自由 |
駐車場 | 有無(15台) |
交 通 |
|
電 話 | 0946-22-5358(美奈宜神社[林田]) |
行 事 | 秋季例大祭(10月29日前の土日) |